人口的には男余りなのに、婚活の現場では女余りになるという不可思議な逆転現象を聞いたことはありますか?
こんにちは。
北名古屋市の結婚相談所 愛知結婚サロンへセドの長谷川です。
題名でばれていますが、結論、愛知県は男余り県です。
今回は、未婚男女の人口差について解説します。
ぜひ、婚活に活用してください。
2015年国勢調査をみると、全国的には、20代後半がほぼ女余り、30代前半がほぼ男余りとなっています。
ここでいう男余りとは、人口差ではなく、あくまで、結婚に前向きな人の男女差で未婚男性の方が多いという意味です。
2020年の人口動態統計によれば、女性の平均初婚年齢は29.6歳。実際の体感に近いといわれる中央値は28.6歳です。
女性の初婚年齢の最頻値年代で、全国的に女余りなのだから、婚活していると男性が少ないという印象になるのも当然。
特に、東京、大阪、福岡など大都市が顕著です。
大都市は人口も多いけれど、結婚相手探しもレッドオーシャン。
そんな中、25~29歳でも30~34歳でも、愛知県は男余り県。どの年齢でも男余りな愛知県は特徴的ですね。
ただし、30代前半は全体的に男余りだからといって、30代前半女性にそこまで有利なわけではないです。
なぜなら、あたりまえですが20代後半婚活女子も、30代前半男性を狙ってきますので。
結婚相手に求める条件において、直近の3年で落ち着いてきたとはいえ、
女性は「経済力」男性は「年齢」を重視する傾向がまだありますから、
マーケティング的にいえば、女性は若い時に勝負した方が効果的ですね。
最近は共稼ぎが主流なので、男女ともに、地元(職場近く)を離れたくない人が多いという特徴もあります。
それを考えると愛知県20代女性にはかなり有利かもしれません。
男余り県なのだから、愛知の結婚したい男性はもちろん大変。
ただ、愛知以外にも25~34歳で、男余りの県がある。
愛知に加えて、栃木・茨城・群馬と福島、静岡、富山、この7県。
特に、北関東の栃木・茨城は男余りが常態化しているんです。
これは、地域によって就業構造の違いがあるからで、男性の結婚意欲が低いというわけではないですよ。
県単体や自治体単体ではなく、男余りの県と女余りの県とで連携すればいいのにと思ってしまうのは私だけではないと思う。
結婚は待っているだけではやってきません。
余りを言い換えれば、それは豊かであるということです。
もちろん、これはあくまで統計の話で、全員にあてはまるものではありません。
でも、これらの傾向を押さえて、今いる場所だけで婚活するのではなく、ブルーオーシャンでの戦いを考えてみてください。
要は、愛知県の男性との結婚を考えてみてください。
オンラインで婚活できますから、昔より選択肢も広がりましたよ。