「すぐにでも結婚したい!」「結婚願望の強い相手と出会いたい!」そう考えて婚活に取り組んでいると、
婚活パーティという出会い方を一度は耳にするでしょう。
しかし、経験のない人には一体どういったものか、いまいち想像がつかないかもしれません。
また、実際にパーティの中で行われていることや素敵な異性に出会う方法、など疑問に思うことも多いのではないでしょうか。
婚活パーティーでは、初対面の男女が比較的安全に出会えます。
ここでは、異性と出会う手段の一つである「婚活パーティ」の雰囲気や流れ、必勝法をいくつかのポイントに分けて解説していきます。
婚活パーティに参加する際の不安を解消し、素敵なパートナーに出会うチャンスを掴みましょう。
そもそも婚活パーティとは
婚活パーティーの種類
婚活パーティには、基本的に3つのタイプがあります。
半個室などで1対1になり、参加した異性全員と5〜10分ずつ話すことができる「小規模型」。
比較的広めの大部屋に小さな机と椅子があり、回転寿司式で男性が席移動をして異性全員と2〜3分ずつ話せる「中規模型」。
総人数50〜300名ほどの男女が自由に移動できる立食パーティスタイルの「大規模型」。
数年前までは、婚活パーティといえば「大規模型」が主流でしたが、近年は「小規模型」のパーティが人気です。
次につながる確率も高いですからね。
婚活パーティのカップリングとは
カップリングとは「お気に入りの異性を見つけ、お互いを選ぶこと」です。
全員と会話した後、当日配られるカップリングシートに希望の相手を書きます。
運営側が集計し、相思相愛の男女を発表後、解散する流れです。
解散後はそれぞれで連絡先交換となり、この段階でカップリング成立というイメージになります。
ここで注意すべきは、パーティによってカップリングの定義が異なることもあり、「正式にお付き合いを意味するものではない」という点です。
そして、第一希望同士が相思相愛でも、カップリング成立数を増やすために第二希望同士の相手と結ばれる可能性もあります。
理由としては、運営側はサイト上にカップリング成立率を高く公表した方が参加者も増えることを狙っているためです。
婚活パーティの結婚率
カップリングが成立したとしても、結婚に結びつく確率はそこまで高くないようです。
パーティ当日の流れで連絡先を交換したものの、正式にお付き合いをしているとはいえない状態から信頼関係を築くことは容易ではありません。
お付き合いがスタートして、お互いに納得したら結婚という次のステップに進みます。
そのためには、ある程度日数、期間が必要なのです。
また、デート前のラインのやりとりで音信不通になったり、初回デートの後にお別れしたり、途中で音信不通になったりするケースも少なくありません。
もちろん、上手くいけば、出会いから1年前後で結婚に至るケースもあります。
しかし、婚活パーティのカップリング=結婚をイメージするのは誤解ともいえるため、注意しておきましょう。
婚活パーティの流れ
まず受付で、身分証の提示が必要です。
その後、パーティ前に自己紹介(プロフィール)カードを記入します。
筆記用具は「貸し出し不可」の会場が多いため、忘れずに持参しましょう。
パーティの説明後、自己紹介開始です。短時間で多くの異性と話すので、当日配られるシートなどにしっかりメモを残しましょう。
全員と一度会話をしたら、中間発表がある場合、現時点での結果を知ることができます。
この後のフリートークタイムを有意義に使いましょう。
フリータイムは自由に席を離れて会話できます。
婚活パーティーによっては、フリータイムがない場合もありますが、気になる人と少し話した後は、告白タイムに入ることが一般的です。
最終的に気になる相手数名の名前を運営に提出し、カップリング発表と解散の流れとなります。
婚活パーティの必勝法
せっかく素敵な異性と出会うために参加する婚活パーティ。
結婚相手となる人に出会えれば最高ですよね。
そのためにも重要なことは、異性との会話を繰り返し自分磨きをする中で、素敵なパートナーと出会えるように準備をすることではないでしょうか。
ここでは、婚活パーティで意中の相手を見つけ、成功率を上げるための必勝法を解説します。
たとえ初対面でも即実践できるものもありますので、コツを知り、ワンランク上の自分をアピールしてみましょう。
プロフィールはしっかり記入する
婚活パーティを有意義にすごすため、当日のプロフィール作成はとても重要です。
遅くても15分前に会場に入り、丁寧に漏れなく仕上げましょう。
全て記入することで、会話のネタが増えること間違いなしです。
また、フリースペースを上手に活用するのもおすすめ。
文字だけでなく、簡単なイラストを入れると読みやすくなり好印象です。
他にも、自分のことを覚えてもらいやすく、婚活に真剣な印象を与えられるというメリットもあります。
趣味や特技、好きな食べ物、異性のタイプなど、事前にイメージしておくと良いでしょう。
もし時間が余ってもリラックスする時間をもてますし、運良く早めに来ている異性と会話できる可能性もあり、マッチング率UPに繋がりそうです。
身だしなみを整える
短時間で「もっと話したい」と思ってもらうためには、第一印象をよくすることが大切です。
清潔感のある見た目を心がけ、マイナスイメージをもたれないというだけで、カップリング率は格段に上がります。
見栄を張る必要はありませんが、ありのままの自分を見せようとして日常感をだしすぎるのはNGです。
ポイントとしては、寝癖やボサボサの髪、フケ、髭や鼻毛などのムダ毛、スッピンや派手な化粧、伸ばしすぎた爪など、不潔さや普段感がありすぎるとだらしない印象を与えてしまいます。
体臭や肌荒れなども生活リズムの乱れを感じさせるため、デオドラントを持ち歩く、前日は意識して早く寝るなどの良い生活習慣を心がけましょう。
常に笑顔を忘れない
笑顔は、最強のモテテクニックとも言われています。
真顔の人よりも、笑顔の人の方が話しやすいですよね。
婚活に真剣な人ほど、自分をアピールすることや相手の情報を聞きだすことに夢中になってしまい真顔や形式ばった会話になってしまいがち。
しかし大切なのは、自分を覚えてもらい、また会いたいと思ってもらえるように会話を楽しむことです。
最初は苦手でも、少しずつ笑顔を意識してみましょう。
互いにリラックスできる、余裕をもった雰囲気を作ると、お互いに自分のことを話しやすくなります。
相手が笑いかけてくれたら、笑顔を返すことも距離が縮まるポイントです。意識してみましょう。
また、どこで誰に見られていてもいいように、常に笑顔でいることも大切です。
清潔感の溢れる服装を心がける
好印象を残すためには、「清潔感」が大切なポイントです。
個性的な服装や、露出がありすぎるなど、派手な服装は軽いイメージを与えてしまうため控えましょう。
もちろん毛玉のついた服はNGです。
ビジネスカジュアルのように、普段よりおシャレな高感度が上がる服装がよいでしょう。
また、靴も服装にあうものを選ぶとよいですね。
かといって、黒のスーツや地味すぎる服装も印象に残りにくくなります。
平日の仕事帰りならスーツでもかまいませんが、週末はフォーマルなシャツや派手ではないカットソーやワンピースなど、清楚なものがよさそうです。
派手すぎず地味すぎず、明るめなフォーマルの服装を選ぶと清潔感をアピールできるでしょう。
相手の目を見て話す
相手の目を見て話す、聞くということも好印象を与える重要なポイント。
話の内容に興味があることをアピールできるうえ、人の目を見て話せるきちんとした人だという好印象をもってもらうことができます。
目を見ないでいると、「会話が楽しくない」「会話のマナーが悪い」という無言のアピールになってしまい、印象が悪く映ってしまうかもしれません。
恥ずかしがらずに相手と目を合わせることに慣れるのがベストですが、苦手な場合は相手の首〜ほほを見て話すとよいでしょう。
顔を上げて会話すると、明るい印象や会話に積極的な姿勢を見せることができるため、話しやすい雰囲気に発展する可能性も高まるようです。
自然体を心がける
笑顔や目を合わせて会話するだけでなく、自然体を心がけることも大切です。
意図的な嘘は今後のためにもNGですが、「がんばって会話して、自分をアピールして、相手に気に入られて…」などと焦ることも、偽りの自分を見せることになってしまうでしょう。
お見合いと違って、婚活パーティは単なる出会いの場、きっかけ作りにすぎません。
つまり、その場で気に入られる必要はなく「もう一度会ってみたい」や「もっと話してみたい」と思ってもらえる程度でよいのです。
自然体でその場を楽しむと、相性がいいと感じてもらえる可能性も高まります。
ときには聞き役に徹する
誰でも自分の話を楽しそうに聞いてくれると、「この人と話すのは楽しいな」や「もっと話してみたい」と感じますよね。
婚活だからといって、自分のアピールばかりをするよりも、状況に応じて聞き役に回れる人が好感をもってもらいやすくなります。
会話を遮らない程度にあいづちを打ち、相手の話に興味があることをアピールしましょう。
また聞き役に徹することで、余裕があるように見せることができ、安心感を与えます。
相手も、あなたのことを知りたいと感じやすくなるかもしれません。
聞くときの姿勢もしっかり見られていることを自覚し、適当に返事をすることのないように気をつけましょう。
共通点を探す
人の心を一気に開きやすくする方法として有効なものが共通点です。
親密度を高める共通点には、趣味、出身地、誕生月、家族構成、珍しい名前同士などがあります。
些細なことでもいいので、相手のプロフィールや自己紹介から共通の話題にできることがないか探してみましょう。
また、共通の話や好きなことなどに関する話題は、自然な流れで会話がしやすくなります。
相手と共通点ができやすいよう、自分の趣味を書く際は、スポーツ系と文化系どちらも記入するなどの工夫をしてもよいかもしれません。
会話の最後やメッセージカードなどで、「もっと話したいですね」と伝えることができれば、マッチング率も上がりそうですね。
各種カードを活用する
当日運営側から配られる各種カードはカップル率を上げるツールになるため、ぜひ有効活用しましょう。
相手の印象をメモする「第一印象チェックシート」は、実際あまり細かく書く時間がないので、自分だけがわかる簡単な記号を使うことがおすすめ。
このとき、マイナスイメージの人にバツ印をするなど、誰が見てもわかるあからさまな印は控えましょう。
好印象の人にマルをして提出する「インプレッションカード」もあります。
中盤で記入することが多いので、あまり選り好みせずより多くの人にマルをしましょう。
フリータイム中に、話しかけてもらいやすくなるようです。
同じく中盤、連絡先を渡せる「アプローチカード」は、渡せる枚数が2枚などと限られています。
パーティ終了後にも連絡がくる可能性があるので、有効に使いましょう。
相手の印象に残る自己紹介をする
自己紹介は、相手の印象に残りやすくなるように努めましょう。
相手は初対面で多くの異性と話しながら、プロフィールを交換して自己紹介を聞いています。
そこで、こう覚えてほしいやこう呼んでほしいなど、具体的でわかりやすい提案があると好印象を与えることが可能です。
「自分をアピールするのは苦手だから」と、当たり障りのない自己紹介では相手も会話のネタが見つけにくく困ってしまいます。
また、ツッコミにくいほどの突飛な話も控えましょう。
「周りからはこう言われる」と親しい人からの言葉を、自分の特徴や性格を伝える方法として使うのもよいでしょう。
あらかじめアピールしたいポイントを整理して考えておくことで、成功率も上がりそうですね。
フリータイムで気になる相手と話す
せっかくのフリータイムです。
周囲や相手に遠慮はいりません。
中間発表でのシートを活用し、ライバルが多い相手に話しかける時は周りの動きを観察しつつ、有利になるよう立ち回りましょう。
運営側から一定時間で相手を変えるようアナウンスがありますが、同じ人と話し続けてもOK。
このとき相手の反応をよく見て、本音や性格を確かめることもできるかもしれませんね。
この時間では一人ぼっちにならず、積極的にアクションを起こしましょう。
一番気になる人と話せなくても、最後のカップル希望で悪くないと思える人に声をかけてみると、有意義に時間をすごせます。
カップル希望は欲を出しすぎない
大勢の中から相思相愛でカップリングに結びつくためにはどうしたらいいでしょうか?
結論
高望みせず、自分と釣り合いそうな見た目や条件の人を選ぶ方がカップリングもその後の交際もうまくいくことが多いです。