とくに、妻が家計を管理する“小遣い制”を導入している家庭だと、
自由に使える金額が少ないことに不満を感じている男性が見受けられます。
一方、家計を管理する立場の妻側からは、男性の金銭感覚に対して不安や不満の声が聞かれます。
妻による“上から目線”の言動、思いやりの欠如、言葉や体の暴力といった回答などが集まりました。
妻が家事を十分にやらないために、自分がやらなければならなくなったという不満の声が聞かれます。
一定の年代以上の男性においては、家事をやらされる男性はかわいそうという価値観が根強く残っていると推測できます。
男性が結婚してから「こんなはずじゃかった」と感じた理由として、最も多く集まった回答は妻の機嫌や感情の起伏に関するものでした。
現状に物足りなさを感じている男性の声が聞かれました。
対する女性側からは夫の“愛情表現”や“コミュニケーション”に不満を覚えているという声が多く聞かれました。
近年では、妻の両親と近居・同居する男性が増加していますが、
義実家との折り合いをあげた男性がいたほか、
結婚後の妻の変化、2人の関係性の変化などがあがっています。
共働きでお互い帰るのが遅いので、結婚後は買った弁当ばかりになると思っていました。
しかし、結婚してからむしろ自炊をして、2人で頑張れて、協力しているから、
逆にこんなはずじゃなかったのにと感じています
いかがでしたか?
頻繁に妻からの不機嫌オーラを浴びている男性からは、家庭の中で居心地が悪いという声も聞こえてきます。
少し、結婚後が不安になった方もいるかもしれませんね。
しかし一方で、25.9%の男性は、こんなはずじゃなかったと感じたことがない。と回答しています。
思ったより、結婚生活への満足度が高いことに希望が持てますよね。
今回は、結婚してこんなはずじゃなかったのにと既婚男性が思うことです。
そして、こんなはずじゃなかったと感じたことがない男性が25.9%。
なのですが、この満足している人たちは、結婚前と変化がなかったと思いますか?
まず間違いなく、変化はあったでしょう。
しかし、そこに、理想と現実にギャップがなかったのは、ひとえに、結婚前に、
からだ。といえるでしょう。
さて、次回は女性の回答をお届けします。
今回の調査で、結婚してから、自由・お金・家庭の主導権を“奪われた”と感じている男性の裏には、
家事や家族のサポートにかけた労力を“奪われている”と感じている女性の影がすでにチラリと見えてますね。
それでは次回、女性の不機嫌の理由はどこにあるのか、一緒に探っていきましょう。