北名古屋市の結婚相談所 愛知結婚サロン へセドの長谷川です。
そもそも結婚ってシリーズ、第三弾です。
今回は、結婚の原則について、その中でも自立について解説します。
もう一度、先にお伝えすると、私はクリスチャンです。
ですので、今まで結婚について学んできたことをまとめると、どうしても聖書が土台になります。
が、聖書の言葉は、読み飛ばしても大丈夫ですよ。
そして、さくっと結論、そもそも、自立してから結婚する。
これです。
何度も繰り返しますが、結婚前に備えることが大切です。
一緒に学んでいきましょう。
*ここでの結婚は、男性と女性が一つとなることを前提としています。
以前、真剣交際の破局につながる7つの原因の記事をあげました。
その中の6つ目がこれ、
親から反対されたから。という理由で、せっかく出会えた、結婚したいと思えた相手と別れてしまうんですね。
最近自立してないのに、結婚相手を探す人が多いです。
経済的な話ではありません。
年齢も同じくらいなんですけどね。
夫婦二人で解決しなければならない問題でも、親から意見がないと決められない。話を進められない。では困ります。
親の意見によって真剣交際を終了させるような人とは、結婚に進まず破局して、むしろ良かったとさえ思います。
このように、マザコン気質の男性だった場合には、さっさと次のお相手に進みましょう。
またまた、以前の記事にのせた内容ですが、一度聖書の言葉を確認します。
イエスは答えられた。「あなたがたは読んだことがないのですか。創造者ははじめの時から『男と女に彼らを創造され』ました。そして、『それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである』と言われました。ですから、彼らはもはやふたりではなく一体なのです。そういうわけで、神が結び合わせたものを人が引き離してはなりません。」 マタイ19:4~6
今回注目したいポイントは、
「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである」
という言葉です。
結婚の基本的な教えはこれです。
つまり、結婚とは、自立した者同士の相互関係によって、初めて成り立つものです。
これらを理由に、結婚を望むことがあります。
そうすると、必ずと言っていいほど、結婚した後、夫婦関係に問題が生じます。
結婚の本来の目的は、自分の足りない部分を補ってくれる人を獲得することではありません。
もう一度結論を言うと、
親から自立した「一人前同士」がくっつくのが、結婚の大前提なのです。
「離れること」と「結び合うこと」には深い関係があります。
これも大切なポイントですね。
また、次回以降とりあげます。
が、ようは男女は、真に親から離れて、初めて結び合うことが出来るということです。
親から自立するとは、実家を離れて一人暮らししながら、経済的に自立していることだけを言うのではありませんよ。
親から自立した人は、
によって生きていきます。
つまり、自分たちの生活や判断において、
今後は、二人で力を合わせて、責任を持って、生きていくということです。
法的、経済的、精神的、生活、子育て、その他全ての事について、二人で話し合い、それらを親に責任転嫁しない。
結婚後に何か起こった時、二人で話し合うより、妻や夫の意見よりも、親の意見に従うようでは
それは、二人の間に他者を介入させてしまうことになります。
もちろん、人生経験豊富な親にアドバイスをもらってはいけないということでもありませんよ。
二人で決断できることが重要なのです。
さて、この原則を考えるならば、親から自立できない者は結婚すべきではない。
あるいは、結婚しても何らかの問題が発生するということですね。
きつい言葉ですが、真実です。
そう考えると、親にとって子育ての目的とは、子供を自立させること。とも言えますね。
子育てとは、ずっと手厚く子供の世話をしてあげることではありません。
むしろ、だんだんと子供の世話をしなくても大丈夫なように、親からも離していくことが大切なんですよね。
結婚式は本当の意味で、子どもにとっては親離れ、親にとっては子離れの儀式です。
親にとっても幸せなことではありますが、口をはさみたいことをぐっと我慢する忍耐も問われていくことでしょう。
そして、結婚というのは、親を離れ、二人で自立した家庭を形作るということです。
しかし、親を離れるとは、
そういったことではありません。
むしろ、父母を敬えと聖書にもあり、親を大切にすることは、基本的な教えの一つです。
ただ、結婚によって、今までの親子関係とは別の、新しい関係が生まれます。
そして、この新しい結び付き、夫婦関係の方が、他のどの関係よりも、優先されて、全ての基本となります。
ところが日本では、夫婦関係よりも、親子関係の方が優先されがちです。
例えば、
夫婦の結び付きを何よりも大切にしてゆく時に、親との関係も、子供との関係も、健全に形成されて行くのです。
ですから、結婚を考える時、まずは自分と親との関係について、改めて考えてみるとよいでしょう。
そして、パートナーと二人、自分たちの両親について、また、今後の両親との関わり方について、話あってみてください。
日本人は特に親と子の絆を大切にします。
母親が子どものへその緒をとっておくのは、象徴的です。
へその緒は、自分と子どもを結んでいた絆だからです。
もちろん良いことですが、一方で、欧米では、
親はへその緒ではなく、ファーストシューズを記念とするようです。
それは、親から自立していく第一歩を象徴しています。